1953年(昭和28年)、知事に認可され開園。61年の幼稚園としての歩みを経て、7年前に幼稚園型認定こども園になり、1・2才の小さい人たちを迎えました。昨年度からは0歳児保育も始め、幼保連携型認定こども園として新たなスタートを始めた若葉幼稚園です。園庭中央に樹齢60年余の「ならかしわ」の木があり、畑、花壇があり、植えられた花々を愛でる子供たちは野草にやってくる昆虫たちと戯れる中で生命あるものに親しみ、生命の尊さを学んでいます。

 

2021年に完成した新園舎内ではのびのびと身体を使った運動遊び、また、遊びコーナーを活用し自分の好きな場所で想像力をふくらませて、工夫をこらした遊びがくりひろげられています。

 

保育の目標

 

キリスト教による人間形成 保育の中心は遊びです

 幼児期の豊かで充実した生活はお子さまの将来の生きる力となります。それは日々の遊びの中で主体性が育ち、遊びの中で人間関係を学び、遊びによって心身が解放され、精神が安定し集中力が養われます。遊びは放任された遊びではなく、発達に応じた環境を子どもたちと共に創り出していきます。遊びは幼児期の総合的な学習の場となり、豊かな成長をお約束させていただきます。


園の特色

 
●若葉幼稚園の幼児教育はキリスト教精神に基づく"愛と生命を育み子どもの心と共存する"保育を教育方針としています。

●たてわり保育、少人数保育でいたわりの心を育くみます。感謝の気持ちを培います。
 


保育の目的

 
1. 神さまの愛を知らせる
2. 子どもの自発的な考えを大切にする
3. 遊びの中で学ぶ経験をもつ
4. ことばの喜びを共にする
5. 自然とのふれあいをもつ
6. 心と身体を鍛錬する

園長
阿部正子 園長
 
 若葉幼稚園は130年以上前、庄内の地にキリスト教を持ち運んだ宣教師ガルストによって建てられた鶴岡教会付属の幼稚園でしたが、20年前、学校法人となり教会から独立しました。しかし、なお、イエス・キリストの示された愛の香り満ちる場でありたいとの願いを持ちながら歩んでいます。
 若葉幼稚園は2021年度より新園舎に移り、幼保連携型認定こども園として、0歳児(6ヶ月を経た人から)をお預かりできる設備も整えました。自園給食を始めて5年がたとうとしています。調理スタッフの細やかな心づかいで、毎日おいしいお昼ご飯に子どもたちの笑顔がひろがります。
 子どもの生活は遊びそのもの。遊びの中に学びがあるのです。十分に遊びこんだ人たちには見えない力(創造力・想像力・共感力・忍耐力)が育ち、その生涯を豊かなものにするでしょう。
 キリスト教の精神を土台とし、「柔らかく、暖かく、ゆっくりと」子どもたちとの日々を保育者たちは下から支えて過ごします。